鯉魚尺素

りぎょせきそ

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Story of water plant No1
タナゴ達の美しい婚姻色も少しずつ美しく彩りを増してきたのが嬉しく、久し振りに水槽内の写真を撮影した。

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あれは、暑い夏の最中だった。
仕事から戻り、郵便受けの中に封書が一通入っているのに気がついた。
差出人は『山崎水草園』。

内容は以前ミズワラビについて質問をさせて頂いたのだが、その返事であった。
手紙の内容を要約すると『日本のミズワラビはウォータースプライト、アメリカンスプライトと異なり乾田化に伴いその性質が徐々に変化しているため、水中化栽培に関してはかなり困難になりつつある。ウォータースプライト、アメリカンスプライトは水中化の関するDNAがふんだんに残っているが、ミズワラビはそれを失いつつある』というものであった。

ここ数年、ミズワラビの水中化に何度も挑戦しているのだが、いいところ(半水中化)まではいくのだがそこから先が思うようにならず、悩んだ末に山崎先生へ相談したのだった。
確かに稲刈り後の乾いた田んぼに出現するものばかりで、なかなか水中で成長したものを目にする機会が無いのも事実である。

やはり無理かと思いながら、山崎先生に頂いたヒント
・古い湿田で周年日陰で水に浸った状態のもの
・貧栄養な水で育ったもの
・夏場に採取する
という条件に合うものを見つけるため、新城市~引佐町にかけて夏の暑い中をミズワラビを探してまわった。

条件に見合いそうなものをなんとか10箇所以上で100株ほど採取した。それから半年・・・・
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  1. 2009/01/15(木) 18:15:01|
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キクモの話
P7160001_convert_20081014200919.jpg

前略
先般、友人のD氏からキクモが周囲で見かけられないというコメントを頂きました。
幸いな事に私の家の近くに素堀の用水路があり、その水路のあちこちにキクモが群生しています。
11月になると小さなピンクの花が咲きます。
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水中葉も華麗ですが、水上葉もなかなかのものです。
ちなみに、このコキクモの林の中にメダカの群れがいるのですが、ひと掬い30匹単位です。
キクモ群落の周辺にはマツバイなども見られます。50年程前はキクモもこの近辺に多数見られたそうですが、残念なことに農薬の使用、用水路のコンクリート化であっという間に減っていったようです。

稲刈りの終わった田んぼに行くと、黄色の花のチョウジソウ、紫の花のコナギ、小さな赤い花のキカシグサやヒメミソハギなどが観察できるかと思います。皆様も時間のある時に一度稲刈り後の田んぼや用水路を覗いてみてください。珍しい水草が見つかるといいですね。草々

  1. 2008/10/14(火) 20:46:49|
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コキクモとウナギツカミ
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前略
友人のS氏より、『コキクモ』と『ウナギツカミ』について質問を受けました。

コキクモはキクモと異なりお行儀が大変良い水草です。節間も間延びせず、あらぬ方向へ分枝せず、いたるところから根を出さず、羽状亀裂も少ないのが特徴です。
キクモは稲作の伝来に伴い、大陸より籾に混じり移入されたものだそうです。
コキクモについては、一説には稲作が中国南部と朝鮮半島の2ルートから伝わり、南側からキクモ、北側からコキクモが伝播したのではないかという話もあるそうです。
いずれにしても古代の稲作の伝播と水草との関係にはロマンを感じます。

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ウナギツカミについて、ナガハノウナギツカミ・アキノウナギツカミ・ホソバウナギツカミなどの種類がありますが、同じタデ科の植物で一番身近なのがミゾソバ・ママコノシリヌグイではないでしょうか?
茎に細かい棘があり、これを手に巻くとうなぎをうまく掴む事ができるのが名前の由来でしょうか?
ウナギツカミは古くは江戸時代から水草として知られていたようです。『侘び寂び』の趣きを感じる水草です。


水辺にも外来種の波が押し寄せています。田んぼの用水路の整備も進み、次第に日本在来種の水草の姿も見つけにくくなりました。ビオトープが各地で盛んに作られていますが、本当の意味で日本の水草が増えていく環境を取り戻していけたらと切に願っています。草々

  1. 2008/10/08(水) 21:58:05|
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オモダカ


前略
オモダカの花が開花しました。
我家の家紋がオモダカです。オモダカの家紋には、『攻めてよし、守ってよし』の意味もあるそうです。
独特の葉の形と、可憐な白い花・・・・根元をメダカが泳ぐ姿を見ながら、ちょっと一服。
この他に2株ほど栽培していますが、株ごとに葉の形・大きさも異なります。

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こちらは、やさしい感じの葉ですね。人と同じで株ごとに個性のある植物だと思います。草々

  1. 2008/10/01(水) 16:45:15|
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P7_convert_20081005213041.jpg
前略
ミズオオバコが開花しました。
実は、今年の8月に水草の採取を兼ねて琵琶湖でガサガサしたのですが、生憎その時にはミズオオバコは採取できませんでした。
9月に入り、友人のS氏とキクモの自生地などについてやり取りをしていた際、S氏より『この水草は何でしょう?』との問合せメールがありました。すぐにS氏が写真を撮影した場所を訪れました。そこは・・・ミズオオバコの群生地でした。
一昨年までは全く生えていなかった事から、埋没種子の発芽ではないかと想像しています。
自宅から車で5分のところに、ミズオオバコが群生しているのに深く感動しました。
しかし『灯台下暗し』とはこのことですね。草々
  1. 2008/09/24(水) 13:13:41|
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